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2020.05.09(土)

 

胆嚢手術
肝臓の中にある胆嚢には石(胆石)や胆嚢粘液溜(粘液)や胆泥(泥状物)などが溜まり病気を起こすことがあります。
いずれの病気も初期は無症状で気づかれず、健康診断などのエコー検査で発見されることが多い疾患です。
全くの無症状であればまずは経過観察をしますが、肝酵素に異常が出たり、胆嚢の出口が詰まって内容物が増えたりする傾向がある場合は積極的な手術が望まれます。
(手術が遅れると最悪のケースでは胆嚢破裂を起こし腹膜炎となることもあります。)
胆嚢に炎症や癒着が起きると手術が極めて困難になるので上記のような悪化傾向が認められる場合は積極的な胆嚢摘出術をお勧めいたします。

腫大した胆嚢

胆管の開通性のチェック(胆管にカテーテル挿入、洗浄 )

摘出した胆嚢 中に溜まっていたセメント状の内容物(中には細菌感染を起こしていました。)