お知らせ・ブログ
Blog2018.01.14(日)
モモちゃんの身体検査をしていたら、なんと「しこり」を発見!
しこり(腫瘤)は大まかに「腫瘍」と「炎症」に分けられ、腫瘍はさらに良性と悪性(いわゆる、ガン)に分類できます。もちろんそれぞれ治療法が異なりますので、その判断が非常に重要になってきます。
まずどういったものかを予測するために、ももちゃんに細い針を刺す細胞診検査を行いました。この検査は細い針をしこりに刺して細胞を採り、それを見て「しこり」がどういうたちのものかを判断するというもので、メリットとして(通常は)麻酔が必要ないということです。幸いにして、良性を疑うものでした。
そこで選択した治療法は、凍結療法です。(治療方法の詳細は診療案内をご覧ください!)
無麻酔で痛みも少なくしこりを目立たなくすることができるため、今回のモモちゃんにぴったりです。
モモちゃんがんばってます…!
凍結療法1回目から1週間経過したところです。だいぶ平坦になりましたが、もう一度行いました。
凍結療法2回目から1週間経過したところです。ぱっと見てもわからないくらいになりました!
今回行いました凍結療法はしこりを完全に除去するものではなく、一時的に小さくする目的で行います。主に良性のものに対して選択されます。例えば「イボを気にしてかいてしまうからなんとかしてあげたいけど…手術するほどじゃないかなあ」なんて時にはとても良い治療法だと思います。悪性でないことをきちんと診断することがとても重要になります。詳しく知りたい方はスタッフまでお気軽にどうぞ!