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Blog2019.10.10(木)
9月26日~29日に東京で開催された『日本臨床獣医学フォーラム』に獣医師全員と看護師数名で参加しました。
看護師向けのセミナーでは、デンタルケアについて、ワンちゃんネコちゃんへの接し方、入院している子の食事の栄養について、獣医師の補助に入るときにどの様な知識があったらよいか等、様々な分野についての講義が行われていました。
このセミナーに参加するために遠方からきている方も多いようで、どの会場も満席で立ち見をしている方もいるぐらい沢山の方が参加していました。
岡田友里加先生の講義ではワンちゃんのお散歩についてお話をされていました。
その中で適切なサイズの首輪をつけられているか、お散歩のときに適切なリードの長さであるか、というお話があったので良ければ皆さんもチェックしてみてください。
首輪が良く抜けてしまうという方はまず首と首輪の間に指を入れてみてください。
大人の指が2本ギリギリ入るのが抜けない首輪のサイズの目安になります。
柴犬の子など毛がモフモフしていて一見きつそうに見えてしまう子も、指を入れてみると意外と4本入ってしまうということもあります。
病院でエリザベスカラーを借りたときにも同じようにしてサイズをチェックできるので、ぜひ試してみてください。
次にリードの長さですが、リードを繋いで立った時にワンちゃんがそばにいるのにリードが張ってしまうのは、短すぎるかもしれません。
逆に長すぎるのもワンちゃんが好き勝手に行ってしまい事故が起きてしまったり、拾い食いをしてしまう原因になってしまいます。
ワンちゃんがそばにいる時はリードが少し弛み、離れようとすると張るくらいの長さがちょうどいい長さになりますので、お散歩の際に見直してみてください。
次に獣医師向けの講義に関してです。
獣医師向けの講義は最も数が多く、尿検査や血液検査などの基礎的な内容から最新の情報や治療法、薬や麻酔管理についてなど毎日多くの講義が行われました。
日々の診察で疑問に思っていたことやもう一度基本を学びなおしたいことなどの講義を受け、学びの多い1日となりました。また、講義内容も様々で自分が興味のある分野はもちろんのこと、自分の興味を広げるいい機会にもなりました。
個人的な話になりますが・・・犬・猫以外のエキゾチックアニマルと呼ばれるウサギや小鳥などに関する講義もあり、インコを飼っているので1コマだけ小鳥に関する講義を受けられたのもとても興味深かったです。
また、多くの獣医師が参加しているため、大学の仲間や先生方にも再会し懐かしい話から普段の診察や私生活について、情報交換などをして有意義なお昼時間を過ごしました。
今回のフォーラムでの情報は院内ミーティングで共有する予定です。病院単位で今後の診察に役立てていければと思います。