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Blog2018.01.31(水)
まだまだ寒い日が続きますね・・先週は大雪でしたが、みなさん大丈夫でしたか?
こんなに寒い日が続くと猫ちゃんはコタツで丸くなって出てこれなくなってしまいますね。(^^)
特に高齢の猫ちゃんに多い病気として腎臓病があります。もちろん、わんちゃんにも起こりうる病気です。今回はその腎臓病についてお話します。
腎臓は老廃物や、余分な水分・塩分などを尿中に排泄し、体液の組成を常に一定に保っています。これは体液の恒常性の維持とよばれ、生命の維持に必須の機能です。
腎臓が障害を受けその働きの75%が失われると腎不全となります。
症状は多飲多尿(お水をよく飲み、おしっこを沢山する)、食欲不振、元気消失、体重の減少、被毛の失沢、嘔吐、下痢などが認められます。
診断は症状に加え、血液検査・尿検査などを行います。
治療は進行の程度によって異なりますが、初期の場合は特に食事療法が推奨されています。早期に診断できた場合には、治療により進行を遅らせ、快適な生活をより長く過ごすことができます。
最近では腎臓病の早期発見に有用な血液検査(腎機能マーカー)も可能になりました。
このように腎臓病は早期発見が大切なので、定期的な検査をおすすめしています。
今週末も雪が降る予報なのでみなさん気を付けてください!