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2021.02.13(土)

緊急事態宣言が延長され、我慢の日々が続きますね。外出自粛に伴い、お家で過ごす時間が増え、以前よりも部屋の中が散らかってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな今、注意しなくてはいけないのがワンちゃん、ネコちゃんの異物摂取です。異物として問題になることが多いのが、紐、糸、布などの線状のものや、トウモロコシの芯などです。ワンちゃん、ネコちゃんはもので遊ぶとき、咥えてみたり、舌で舐めてみたりします。そうして遊んでいるうちに飲み込んでしまうことがあります。

 

飲み込んだ異物は吐き出されたり、そのままうんちに出たりと問題にならないこともありますが、嘔吐や食欲不振、元気消失、下痢などの症状を引き起こしたり、腸に詰まる、腸が破けるなどの重大な問題となることもあります。

 

異物を摂取した際にみられる症状は他の消化器疾患などとよく似ているため、飼い主さんが異物摂取のタイミングを目撃する、物がなくったことに気付くなどのことがない限り、症状だけでは診断がつかないことがあります。そのような場合には身体検査、レントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査などを行い総合的に判断する必要があります。また腸管内に留まってしまった異物を取り除くためには催吐処置や内視鏡のほか、外科手術が必要になることがあります。

 

ワンちゃん、ネコちゃんの異物摂取のほとんどが習慣的な問題であるため、やめさせることは容易ではありません。そのためワンちゃん、ネコちゃんの手の届く場所に異物となる可能性のあるものを置かないのが一番の解決策となります。

 

お家で過ごす時間が増えた今、上記の対策も兼ねて、思い切って大掃除を始めてみるのもいいかもしれませんね。

2021.01.31(日)

自粛期間が続く中、ご家庭でワンちゃんネコちゃんと過ごされる時間が多くなった方も多いかと思います。その中でからだに触れる機会が多くなり、胸やお腹にしこりのようなものが触れたことはありませんか?

今回はワンちゃんネコちゃんで発生率の高い乳腺腫瘍についてご紹介したいと思います。

 

ワンちゃんとネコちゃんの乳腺はそれぞれ胸からお腹にかけて5対と4対あり、いずれの乳腺からも腫瘍が発生する可能性がありますが、より後ろの乳腺で発生率が高くなっています。

ワンちゃんの乳腺腫瘍の約50%は悪性と言われておりますが、悪性の中でもその50%は比較的進行が緩く、治療により完治する可能性があります。また、若い時期の避妊手術により高い割合で予防できると言われております。

それに対してネコちゃんの乳腺腫瘍の80から90%は悪性のため、より早期に発見し、治療を行うことが重要です。特にしこりの大きさと他の臓器に転移がないかが重要な因子となります。また、若い時期の避妊手術も発症率を下げるのに有効であると言われています。

 

また、胸やお腹にしこりがあったとしてもそれが必ずしも乳腺腫瘍であるとも限りません。そのため、しこりが見つかった場合、まずはそのしこりの見た目、硬さ、いつからあったのか、どのくらいの大きさか、どのくらいのスピードで大きくなったのかなどの情報を元に、とても細い針でしこりの細胞をとる針生検という検査を行います。その後、乳腺腫瘍の可能性があれば、レントゲン検査や超音波検査によって他の臓器に転移がないか確認します。

 

最後にワンちゃんでもネコちゃんでも一番重要なことは早期発見です。胸やお腹にしこりが触れた場合、小さくてもまずは病院にご相談ください。とても小さくて大きくなるのがゆっくりであれば、大きさの経過観察をする場合もあります。

 

また、ネコちゃんにおいては乳腺腫瘍の啓発を行う「キャットリボン」という運動も行われておりますので、是非そちらの運動もご覧ください。https://catribbon.jp/

キャットリボン運動公式HP | 乳がんで苦しむ猫をゼロにする。

 

2020.12.30(水)

「ご主人は最近、僕が近づくと息を止める。だから、僕は噛む。」というデンタルガムを噛んだポメラニアン目線のセリフが書かれた歯周病予防の某広告がありますが、考えた方の実体験なのでしょうか。発想の転換に脱帽しました。

今回は犬猫の歯周病についての内容です。

 

犬猫における歯周病の罹患率は3歳以上で75%以上と言われています。

その主たる原因は歯の汚れに始まります。食後の食べかすがそのまま残り、歯垢になり、それが3日程度放置されると歯石になります。歯石が蓄積されていくと歯の表面だけではなく、根本の方まで形成されていき、歯肉や骨にまで炎症を起こします。その状態が歯周病です。

歯周病になると、ただ口が汚い、口が臭いだけではなく、口の痛みによる食欲不振や、歯の根元に膿がたまり顔の皮膚が破けてしまう根尖膿瘍といった様々な症状を起こします。

また、歯周病は歯肉と骨の病気であるため全身に悪い影響を及ぼす可能性があります。

人では有名な話ですが、歯周病が糖尿病や肥満、骨粗しょう症などのリスクを高めると言われています。同様に、犬猫でも心臓病や腎臓病など全身に問題を起こす可能性があることが報告されています。

 

つまり、歯周病予防は口の問題だけではなく、全身の健康を保つことにもつながるのです。

付着した歯石はハミガキでは落ちないので比較的早い段階での歯科処置を行い、きれいな口腔環境を日常のケアによって維持していくことが大切です。

当院では麻酔下での歯科処置を行っております。麻酔をかける前には一般身体検査や血液検査、心電図検査などの麻酔前検査を行うことで、安全性を確認してから麻酔処置を実施しているため危険はきわめて少ないと言えるでしょう。

 

人でもハミガキをさぼると大変なことになるのは想像できますよね。口が汚いより、きれいな方が絶対良いはずです。

それは犬も猫も同じであり、日常的にケアしていくことが人と一緒に生活を送り、健康を守るうえで大切と言えます。

口腔ケア(オーラルケア)の方法やグッズなどもお伝えしておりますので、気になる方は是非スタッフへご相談ください。

2020.10.21(水)

だんだんと冬の気配が近づいてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昼夜の寒暖差が激しいですが、季節の変わり目に体調を崩すのは人だけではありません。どうぶつたちもこの時期は体調を崩すことが多いのでよく様子を見てあげてください。

 

さて、本日は犬や猫の認知機能不全症候群(認知症)についてのお話をしたいと思います。以前も投稿した記事より引用しておりますので、ご存じの方も多いかもしれません。

 

最近では獣医学の進歩により犬や猫の寿命が延び、それに伴っていわゆる生活習慣病や、認知機能障害も増えています。

特に犬は、人間や猫と違ってすべての個体で認知機能障害になる素因があると言われています。特に犬種や性別による差はなく、高齢であることが引き金になります。もちろん猫にも認知症が認められており、高齢であるほどリスクは高まります。(犬で15-16歳以上の70%、猫で15歳以上の50%でなんらかの認知機能低下があると言われている)

認知症に関しては人と同様に予防することが重要と言われていて、発症後に治療したらすぐによくなるというものではありません。是非早い段階で予防・対策をとってあげてください。

最近では脳の酸化(老化)に対するサプリメントやフードがあるので、ご興味があれば是非スタッフまでお声かけください。7,8歳から始めるといいと言われています。

 

抗酸化成分が含有されているサプリメント

 

そもそも認知機能障害は、人間だと言葉を交わすので気づきやすいですが、喋らない犬や猫の場合はどうやって気づいてあげれば良いでしょうか?

当院では認知機能障害発見のチェックリストを用意しておりますので、ご興味のある方はお声かけください。その症状は、病院ではなくおうちで気付くことがほとんでです。

(犬の認知症のチェックリストはこちらをクリックでダウンロードできます。)

症状の例としては、普段楽しく遊んでいたことをやらなくなってしまう、慣れている道を忘れてしまう、家族の顔を忘れてしまう、昼夜逆転してしまう、などです。日常生活でよく観察していると気づく変化ですので、普段からよく見ていてあげてください。

また、夜鳴きや夜間の徘徊、そそう(トイレを忘れてしまう)など、わかりやすい変化も症状の一つです。

以上のような変化が見られたら、また気になる行動がありましたら、是非ご相談ください。

 

では実際、認知機能障害になってしまったとき、おうちではどういった対策をとれば良いでしょうか。

認知機能障害にとって、ストレスは悪化の要因になります。何か粗相(そそう)をしても、絶対に叱らないであげてください。

また、トイレに行きたいけれど行けない、歩きたいのに歩けない、という葛藤もストレスになります。段差をなくす、トイレまで歩く筋力が落ちてしまっているのであればトイレを近づけてあげるなど、環境を整えてあげてください(環境エンリッチメント)。

徘徊をしてしまう子は狭い場所に引っかかって出られなくなることがあります。柵をつけるなど、怪我をしない対策もとってあげてください。

また、お散歩も効果的です。いい刺激は認知機能障害の進行をゆっくりにします。筋力が落ちてしまっても、ゆっくりでいいので外の空気を吸わせてあげてください。知育トイや頭を使った遊びもお勧めです。

あまり症状が強い場合は投薬が必要になる場合がありますので、お気軽にご相談ください。

また、認知機能障害ではなく病気であることもあります。例えば、膀胱炎からそそうをしてしまったり、体に痛みがあり鳴いてしまったすることもあるでしょう。気になる症状がありましたら、必ず診察を受けるようにしてください。

高齢になって夜鳴きや徘徊が問題行動となるケースが増えております。ぜひ予防してあげましょう。

2020.08.13(木)

まだまだコロナの猛威は収まりそうになく、外出自粛、テレワーク、イベントごとの中止などが続き、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

人はストレスを感じると体に様々な不調をきたしますが、多くの方はお腹を壊して、下痢になってしまうのではないでしょうか。

外出自粛が求められる中、家の中でストレス発散できることをこの機会に見つけるのもいいかもしれませんね。

さて、それではワンちゃん、ネコちゃんはどういったときに下痢をするのでしょうか。

ワンちゃん、ネコちゃんが下痢になる原因は極めて多く、軽症で済むものから重い病気の症状として現れるものまで様々です。

そのため下痢をしたという情報だけでは私たち獣医師も何が原因なのかわかりません。そこで重要なのが飼い主様から得られる情報です。

うんちの様子、量や回数はどうであるか、血は混じっているのか、しぶり(うんちをしようとするが出ない様子)、体重の変化、元気食欲はあるかなどの情報が得られると診断がつきやすくなります。

また病院では身体検査を行い、必要に応じて、糞便検査、血液検査、内視鏡検査などを行います。

下痢の多くは軽傷で済みますが、中には重症なものもありますので、おうちのワンちゃん、ネコちゃんが下痢をしていたら、まずは病院にいらしてくださいね。

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