お知らせ・ブログ
Blog2018.02.27(火)
少しずつ暖かくなってきましたね。
寒暖差で体調を崩されませんようご注意下さい。
さて、先日猫ちゃんの腎臓病のお話をしましたが、今回は猫ちゃんの尿道閉塞についてです。
尿道閉塞とは、何らかの理由で尿道が詰まり、尿が出辛いもしくは出なくなる状態です。
この病気もわんちゃんにも起こうる病気です。
オスの猫ちゃんに多く、原因としては尿道栓、結石、膀胱炎、尿道の腫瘍等が考えられます。
症状としては頻尿、血尿、元気食欲の低下、嘔吐が見られます。
ソワソワと落ち着きがなくなり、何度もトイレにいっては尿を出そうとします。
部分的に尿道が閉塞している場合は、少量の尿がポタポタと垂れ、完全に閉塞している場合は尿がまったく排泄されなくなってしまいます。
長い時間尿が出ないと体内の毒素が排泄できず、急性腎障害や尿毒症といった命に関わる状態になってしまうこともあります。
この病気になると、尿道閉塞を解除するための緊急処置が必要となります。
処置が遅れると命に関わる可能性があるため、もし症状に気づいたら早めに病院へいらして下さい。
2018.02.21(水)
近年わんちゃんも猫ちゃんも平均寿命が延びてきています。
それに伴い介護が必要なわんちゃん猫ちゃんも増えています。
人の介護と同じように、介護が必要になるとつきっきりで看病することが多くなり、介護慣れしていない飼い主様だと寝不足になったり疲れてしまいます。
今日は寝たきりの子の介護についてです(*^^*)
《食事》
食事やお水をあげる際、うまく噛めなかったり飲み込めないことがあります。
ドライフードはふやかしたり、缶詰などやわらかいものをあげるようにしましょう。
寝っ転がったままご飯やお水をあげると気管に入ってむせてしまうことがあります。
体を起こして(伏せの姿勢)少しづつ与えるようにしましょう。自力で食べられない子はシリンジなどで口の中に入れてあげると食べてくれることが多いです。
《体位がえ》
寝たきりの子で気を付けてほしいのが床ずれです。
床ずれしないために数時間おきに体位変えをしてあげましょう。
フカフカのマットや布団、床ずれ防止用マットなど敷くと床ずれしにくくなります。
体位変えをする時など足のマッサージをしてあげてください♪
《排泄》
寝たきりになると自力で排泄することが難しくなります。
また、寝たまま排泄するのでどうしても体が汚れてしまいます。
床ずれなどにおしっこがかかってしまったりすると悪化の原因にもなります。
おすすめはおむつをしてあげることです。
大型犬など合うサイズがなかなかない場合は、人用のおむつを使い、しっぽの部分に穴をあけるとぴったりなことがあります!
自分で排泄が出来ない子の場合、圧迫排尿でおしっこを出してあげる方法もあります。
必ず行う際は病院で指導を受けてから行うようにしましょう。
《夜鳴き》
老犬、老猫になると昼夜逆転をしてしまい、夜鳴きをする子が出てきます。
昼に多く寝てしまい夜寝れなくなり、夜鳴きが始まります。
なるべく日中は声をかけたりしながら起こして体内時計をリセットしてあげてください。
お日様の光を浴びさせるのもいいです☀
今は元気いっぱいのわんちゃんねこちゃんでも、いつかは必ずお年を取ります。
大切な家族が寝たきりになってしまったとき、介護疲れせず明るく前向きに介護することが大切です。
何か気になることやお困りのことがありましたらお気軽にご相談くださいね♪
2018.02.15(木)
トリミングに来てくれたショコラちゃんとトルテくんです。
いつも通り10ミリのバリカンとハサミで仕上げました。
そっくりですね!
二人ともおりこうさんなので、助かります。
気づいたら、二人でこちらを見てます!
可愛すぎて、思わず写真撮っちゃいました 。
また、可愛くて元気いっぱいなショコラちゃんとトルテくんに会える日をたのしみにしてます♡
お疲れ様でした。
2018.02.14(水)
先日トリミングに来てくれたビビくんです。
いつも最初は緊張してしまうビビくんですが、徐々に緊張がほぐれてきます。
いつも通り、お顔はさっぱり目に毛が入らないようにカットしました。
カメラ目線で撮らせてくれました♡
ちょっと、緊張してるお写真ですが
おとなしくて、お利口さんのビビくん。
この可愛さにいつもカットしながら、癒されてます♡
2018.02.13(火)
インフルエンザが流行していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調にはお気を付けてくださいね。
さて、この前誕生日を迎え、健康診断を終えたももちゃんですが・・。
先日、歯石取りをしました!
麻酔をかけてしっかりと奥歯まで歯石をとっていきます。
歯周病の原因になるのは歯周ポケットにたまった歯垢や歯石です。
このポケットの中の汚れをとることが一番大事です。
そのためには麻酔をかけてしっかりとる必要があります。
寝ている間に終わっちゃうのでももちゃん自身も怖くないですね。
まずプロービングを行います。
プロービングで歯周ポケットの深さをはかります。
歯周炎があると歯周ポケットが深くなります。
超音波スケーラーで歯石をとって・・・。
ルートプレーニング・キュレッタージといって、歯周ポケットの処置をします。
歯周病の治療・予防にはすごく大事な行程です。
状況によっては歯周ポケットに直接抗生剤の軟膏を注入します。
表面を磨きます(研磨処置)。
研磨することによって歯石をつきにくくし、フッ素のお薬で歯を強化します。
すっきり綺麗な歯になりました!
ももちゃんも気持ちよさそうです。
今後この歯を維持するために毎日歯磨きをがんばりましょう。
歯磨きに慣れてない子はお口を触る練習から始めるといいですね。
おやつなどを使いながら楽しく練習していきましょう。
お口のケアは全身の健康にもつながると言われています。
今後のためにいい機会でしたね。
病院でみかけたら、ピカピカなお口をみてあげてください♪
今回はももちゃんの歯石除去をご紹介しましたが、猫ちゃんにとっても歯周病の予防はとても大事です。
猫ちゃんも是非毎日の歯磨きを心がけてあげてください。
歯磨きシートや、おいしい歯磨きスナックなどを活用してみるのもいいですね。
毎日のちょっとしたケアが歯周病の予防につながります。
ちょっとずつでいいので是非皆さんも心がけてみてくださいね。