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2023.09.02(土)

今年の夏は猛烈な暑さでしたね。ようやく、秋の足音が聞こえてきそうでしょうか。

猛暑だった今年の夏を乗り切った猫ちゃん達に今年も

血液検査キャンペーン(9~12月)のお知らせです。

 

★ ベーシックコース(血球計算・血液化学検査・腎機能バイオマーカー)6600円(税込)

 

若齢~中齢の猫ちゃんにお勧め

※ バイオマーカーとは体液中の物質を測定し、病気や治療反応の指標となる物質です。

病気の存在や進行度、治療の効果を判定する指標の一つとして用いられます。

★ シニアコース(ベーシック+電解質+甲状腺ホルモン測定)9350円(税込)

 

甲状腺ホルモンの値を測ることで、高齢(10歳以上)の猫ちゃんに多い甲状腺機能亢進症という病気を発見することができます。

甲状腺機能亢進症では、

体重減少・多食・多飲多尿・嘔吐・下痢・被毛の粗剛

などの症状がみられます。

一般的に食欲が増しますので 食欲があるから安心・・・というわけではありません。

なんだか痩せてきた・・よく吐く・・下痢をする・・といった猫ちゃんにお勧めです。

 

★  オプション:NT-Pro BNP(心臓バイオマーカー測定) 5500円(税込)

心臓に負担がかかると上昇してくる数値で、かくれた心臓病を見つけることができます。

特に猫ちゃんでは、「心筋症」という心臓の筋肉の病気が隠れていることがあり、無症状であることも多いと言われています。この心筋症はやっかいなことに通常の診察(身体検査、聴診など)だけでは見つけることが難しいため、バイオマーカーを測定することで早期発見や治療に繋がります。この病気は純血種(特にメインクーン、ラグドールなど)に多いと言われていますが、ここ最近では猫種に関係なく認められ、また年齢を問わず発生が認められています。

発症すると心不全をおこしたり、血栓症の原因にもなるため早期の発見が推奨されます。

 

各健診コースには別途 身体検査代1100円(税込)がかかります。

 

御希望の方はご飯を食べずにお越しください。

 

 

 

また、当院ではCATドックもお勧めしています。

血液検査だけではわからない病気もあります。人と同様に猫ちゃんも年齢をかさねると病気も増えてきますので、特に10歳以上の高齢の猫ちゃんはぜひご検討下さい。

 

 

ネコちゃんの1年間は、人の4年分と言われています。

年に一度は身体検査や血液検査などの健康診断などを行い病気の早期発見をしてあげましょう。

 

キャンペーン実施中のこの機会にぜひご活用ください☆

2023.08.29(火)

この夏は沢山のペットホテルをご利用頂きありがとうございました。

2019年以来のにぎわいでした。

色んな事が通常に戻ってきたのかな。と感じます。

 

ペットホテルを利用する場合、ご家族も動物達も不安があるかと思います。

今回は少しではありますがペットホテルについてのお話です。

 

当院ではペットホテルをご利用される時は同意書をご一読いただきサインをいただいております。

今までご利用いただいていた方にもお願いしております。

ホテル同意書

 

お預かり中は朝と夕方の1日2回、当院のウラにあるランに1頭ずつ出ます。(犬のみ)

ランで排便、排尿を済ませます。※1頭毎に掃除をしております。

中には環境が変わりランでは排泄出来ない子もいるので、その際は安全に考慮しながら、お散歩に行く事もあります。

      

 

毎日の体調管理は1頭ずつ管理表があり、その日の食欲 排泄の様子 投薬の有無などが、スタッフ全員が見て分かるようにし、体調の変化が見られた場合には適宜、対応出来るようにしております。

 

お家に帰った後に体調を壊してしまう子もいるので、お家でも様子を見てあげて下さいね。

ペットホテルをご利用の際は多くの方に気持ちよく過ごしていただけるように、時期に関係なく1年を通して、ワクチン ノミダニ予防 必要な時期にはフィラリア予防をしていただく事をお願いしております。

 

 

お盆や、年末年始はペットホテルのご利用がとても増える時期です。ご利用予定の方は早めのご予約をお願いします。

 

 

 

 

 

2023.08.16(水)

今年も病院につばめがやってきました。

あっという間に巣の補修を終えたと思ったら5羽のヒナが誕生しました。

カラスやヘビなどからヒナ達を守るため、渡辺先生が防御ロープを付けて下さいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親鳥がエサを取って帰ってくると、大きな口を開けておねだりします。

一生懸命なヒナ達の姿がとても可愛いです♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3週間もしないうちにみんなすっかり大きくなり、巣からはみ出してしまいそうです(笑)

この頃になると少しずつ自分でエサを取れるようになり、巣を離れることが多くなります。

巣立ちも近いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

1羽も残ることなく無事に巣立って行きました。

少しさみしい気もしますが、また来年、元気に帰って来て欲しいと思います。

2023.08.09(水)

拭いても拭いても収まらない涙焼けに苦労した経験がある方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私もそんな飼い主の一人で、最近になって本格的に我が家のシーズーの治療を始めました。

その治療の経過をこの場を借りてお伝えしていこうと思います!

 

そもそも…

『涙焼け』とは、涙で濡れた眼の下の毛が変色することでおきます。

涙は眼の涙腺から分泌され、目頭の鼻涙管という管を通り、鼻に流れる仕組みになっています。

しかし、涙の量が通常より増えたり、鼻涙管の流れが悪くなると涙焼けの原因となります。

 

 

シーズーの女の子、1歳8ヵ月のこつぶです🐾

首を振るたびに涙が飛びちり、眼もほっぺも私もびしょびしょ…

どうしてこんなにも涙が止まらないのか、

こつぶの眼は今どういう状態なのか

検査してもらいました👀

 

 

 

 

この検査では、涙に色をつけることで、涙の流れ方が分かるようになります。

そうすると涙がエイリアン(蛍光緑)色に染まり、涙と同じように眼の周りに流れ出ます。

こつぶの場合おもに目頭ですが、目尻の上下にも

若干流れている事が分かりました。

(気が付かなかった…)

 

この染色の検査で分かる事がもう二つあります!

①目の表面の傷の有無 ②鼻涙管が通っているか です。

 

ホラー画像をお見せしているようで申し訳ないのですが…(笑)

こんな風に見やすいように青色の光を当てると、傷がある場合には染色液が傷跡の形に濃く染まり、一目でわかるようになっています。

こつぶの場合、目に傷は確認されませんでした!

(普段から駆け回っておもちゃを追いかけるこつぶ🍼

壁や家具に衝突することが多々あり目を心配していたので、何もなくて良かった、、)

 

また、色をつけた涙が通って鼻から出れば、スムーズに鼻涙管が通っているという結果になります。

こつぶのような短頭種(鼻の短い犬種)はこの鼻涙管がとても詰まりやすく、涙があふれ出やすい大きな原因にもなります。

今回こつぶの場合は、鼻涙管が幸いにも通っていました!

 

とはいうものの、すんなり通ったのは右眼だけだったため両目とも鼻涙管を洗浄してもらいました。

柔らかい管を鼻涙管に差し込み、体液と同じ濃度の水を流し込みます。

すると、鼻涙管が洗浄されて左眼も良く通るようになりました!

人間と同様にわんちゃんも目、鼻、口がつながっているため、鼻涙管を通った水は喉の方へも流れていきます。

こつぶはその水をごくごくと飲んでいました🐶

 

 

この後、こつぶの涙焼けの一番の原因である【眼瞼内反症】、【睫毛乱生】と呼ばれるまつ毛やまぶたのトラブルについてお話したいのですが、長くなってしまったので今後の治療の経過とともに次回のこつぶの投稿で載せさせて頂きたいと思います!

 

 

 

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